反逆者の魂(ビリーに捧ぐ)

理由なんて何もないのだろう

険しき道をいつも選んできたのは自らの想い

アルコールとドラッグに浸された身体で

その澄んだ眼孔は何を見つめていたのだろう

全てをぶち壊してくれたのはあなたの魂

全てを教えてくれたのはその突っ立てた中指だった

魂は死なない

自由は未だかごの中であがき続けたままだ

今夜ブルースを

酔った夜はブルースがいい
とてもしみったれた事なんて
誰も許してくれないだろうから
だから早く捨ててしまいたい
そうだろ?
しみったれた能書きなんて・・・・・・
力にもなりはしないだろうから

掻き鳴らしたいんだ
こんな夜はブルースを
叫びたいんだ
こんな夜はブルースを
飲みすぎても終らない
こんな夜はブルースを

今夜やらなければ意味がなくなる

今夜ブルースを

もとのもくあみ

もう此処までだ時々そう思い
これで良いはずだとふと嘘をつく
けれど結局満たされず
けれど此処では生きて行けず
けれど此処では死んで行けず

結局そうだもとのもくあみ

今このまま終ってしまえばなと
このまま行けば良いはずだと
少し横に傾いた
少し前に躓いた
少しも壊れやしなかった

羨ましくも憎らしい暗闇の中

予感

予感がした
だから俺、歌を歌った
予感がした
だから俺、詩を書いた
予感がした
だから俺、物語を作った

実は予感なんて水ものなんだ
実は俺、歌いたかった
この歌を
実は俺、書きたかった
この詩を
実は俺、作りたかった
この物語を

初夏のいらだち

靄に煙る初夏の黒い海
似合わぬ朝日が交差して
何となく景色を作り出す
風向きはゆっくりと変わる
時に合わせるかのように

何事もない初夏の在りふれた時間
嫌がらせらしき軽い空
どことなく溶け込んでいく
ざらついたように溶け込んでいく
全てはゆっくりと笑う
今日を急きたてるように

空気

僕は君に振り向く
君は僕を呼び止める
僕は君に歌ってる
君は僕を抱きしめる
僕は君にまいってしまう
君は僕を見つめてる

僕は君の恋人?
君は僕の相棒?
僕は君の夢?
君は僕の希望?
僕は君の影?
君は僕の光?

僕は君の空気になりたい
無ければ息ができなくなるくらい
君は僕の空気になればいい
無ければ生きていけなくなるくらい

とてもきれいな空気

少し汚れた空気

一番大事な空気

そう空気

暗い和音

暗い和音は鳴り響く
涙が出てきそうなせつない響きが
もうとっくの前から

でもこのごろ新しく見つかった
同じくらいせつない響きが

なんだか悲しみが増えたような
なんだか心が増えたような
なんだか胸がいっぱいになる

行ったり来たり

いつも終わりは呆気なく
いつも始まりは大袈裟で
だから僕は行ったり来たり
だからみんな行ったり来たり

いつも終わりは残酷で
いつも始まりは優しくて
だから僕は迷ってばかり
だからみんな迷ってばかり
だから僕は繰り返す
だからみんな繰り返す

ただ一度だけ終わりは温かだった
ただ一度だけ始まりは熱かった

だから行ったり来たり繰り返す
何度も何度も行ったり来たり

今日

暗い空がいくつも重なり合って
こんなにちっぽけな僕を包み込んでいく
このまま夜が忍び寄ってくれたなら
僕は今日という日におさらばできる
だけど太陽は全てを笑うように輝き出した
暗い夜の眼の前に

そして僕は少しほっとした
そして僕は眠りかけた頭を揺する
そしてもう少し今日という日が
続いていく

苦い思いがいくつも重なり合って
またちっぽけな心を駄目にしていく
そのまま知らぬ顔でもしてくれたなら
僕は今日という日を消してしまえる
だけど明日は向こうの方で居眠りしている
暗い夜の闇を越えたところで

また僕は少しほっとした
また僕は眠りかけた頭を揺する
またもう少し今日という日が
続いていく

昼、想い

ひと時だけ姿をくらます
この雑踏の中で
ほんの短い自由の世界
これが永遠ならば
空はもっと青いのに

ひと時だけ狂ってみた
化け物のように
眼に映るしらふの景色
これがあたり前ならば
心は砕け散りそうだ

ひと時だけ燃え尽きて
泣きたい気分で
たどり着いた狭い出口
これが幻ならば
僕はもっと優しいのに

どこへもいけない

綺麗 綺麗 綺麗
街は綺麗
もうどこへもいけない

恋 恋 恋
恋がいっぱい
もうどこへもいけない

楽しい 楽しい 楽しい
楽しくなる
もうどこへもいけない

君 君 君
君がいた
もうどこへもいけない

この窓を誰かが揺らしてくれるなら
僕はすぐに顔を上げて
あの湿った空気の匂いを
腹いっぱい吸い込みに出かける
まるで天国に昇る気分で

この窓を誰かが開けてくれるなら
僕は全部脱ぎ捨てて
抑えきれない涙の味を
そこら中にばらまきに出かける
みんな涙で濡れるまで

この窓を誰かが壊してくれるなら
僕はそっと手を差しのべて
喉に詰まった嗄れ果てた声を
精一杯吐き出しに出かける
何度でも天国へ昇るために

切り札

使いきれなければ意味はない

腐ってしまえば意味はない

先制攻撃 イコール 切り札
僕の奥の手だ!

夜明け

朝方に僕はブルー
一番綺麗なブルー
アルコールをいっぱい詰め込んだ
一番綺麗な僕はいた

けたたましい朝はブルー
さかさまになったブルー
久しぶりのこの感触
僕は少し戸惑った

魂は転げまわり
朝日は僕を食いつくす

俺だけ

感性は 言葉は 魂は
どんなピカピカのネオンにも
どんな汚い嘘にも
つぶされはしない
今晩は俺が一番だ

愛は 怒りは 喜びは
こんな高いビルにも
こんな大きな街にも
ごまかされはしない
今晩は俺だけ
今晩は俺だけ
今晩は俺だけが最高で

八月の涙

昔に誰かが死んだって
そんなことよりも君のことが忙しくて僕は精一杯
ただ僕と君は今ここにいる
僕は今ここで果てしなき呼吸をしているのだから
君が今ここで泣いているのだから

昔に何があろうとも
僕は偽善者ではないから眼の前のことだけを見ていたい
ただ僕と君は今ここにいる
僕はなんとかここで必死に涙を堪えているのだから
僕はなんとかここで生きているのだから

もう泣かないって
今生きているのだから
もう泣かないって
そこに君がいるのだから
もう泣かないって
殺し合いも知らないガキだから
もう泣かないって
この頬に涙は重すぎるから

僕の嘘

あいつと出会ったこの街
あいつと別れたこの街

僕のことはほとんど知っているこの街
だけど僕の嘘は知らない
きっと知らない
ずっと前から潜んだ嘘だけは・・・・・・

夢を見ていたこの街
夢が覚めたこの街

僕のこといつでも知っているこの街
だけど僕の嘘は知らない
きっと知らない
このとびきり上等の嘘だけは・・・・・・

僕が笑ったこの街
あいつが笑ったこの街
僕が怒ったこの街
あいつが怒ったこの街
僕が泣いたこの街
あいつが泣いたこの街

僕の嘘を知らないこの街

いき詰まり

どうでもいいこといった午後
ブラブラとうろついた
あてもないのに
僕は心の中を何度
あざ笑ったのだろうか
言葉もないのに

僕は心の中を何度
殴りつけたのだろうか

くさった午後の苦しみに
一人イライラむかついた
それなりだから
僕は心の中に何度
呼びかけたのだろうか
ギリギリだから

僕は心の中に何度
ナイフを突き刺したのだろうか

帰り道はなくなった
遠い時刻への
いつの間にか僕は大人になった
汚れた道の真ん中で

いずれ僕はくたばるだろう
寄り道もできないままで

この道の終点で城跡は消された

やわらかなためらい

この街にくる朝はきらいや
ゆっくり寝とかれへんから
太陽なんか嘘くさいし
雨なんか降ったら心が腐りそうや

もうちょっといったら
ええとこあんねんけど
とにかく朝は動かれへん
俺の身体は重いんや

この街にくる朝は地獄や
夏の匂いとか冬の匂いとか濃いくせに
あさがおなんかどこにも咲いてへんし
水たまりの氷も中途半端ですぐ溶ける

もうちょっといったら
ゆっくりできるかな?
そやけど俺はうっとうしい
頭だけは冴えてるからな

あっという間に

今夜もどこかで
何かが動き出す
今夜もどこかで
僕が全く知らぬ間に

今もどこかで悲しみはとっくに始まっている

またいつの間にか
とんでもない事が
またいつの間にか
どうしようもない事が

いつも時は流れてしまう否応なしに流れてしまう

2010.5.8(sat)LIVE

今週末、我がバンド、クレイジー・ダイヤモンズのライブが有ります。俺はベース弾いてます。
ご近所の方、暇な方、ぶっとびたい方、よろしく、どうぞ。

2010.5.8(sat)大阪 本町Mother Popcorn

open18:00 start19:00

1500yen (drink代要別途)

    出演  クレイジー・ダイヤモンズ
        
        ジェネルズ

寝ぼけた春
えらそうに海は笑い出す
どす黒い色をして

寝ぼけた春
ここの海はこれだけだった
青い海などどこにもなかった

寝ぼけた春
本当のことが知りたかった
どこでもいいから

明日、僕はこっそりと
ここを抜け出します

明日、僕は青い海を捜しに
ここを抜け出します
プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

<当サイトに掲載されている詩、文書の著作権は全てtukejiに有ります。無断転載、複製は固く禁じます>
リンクはフリーです。

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