夏の終わり

お前を待つ、もう陽が沈む夏の日に
今朝、出かけたままの机の上は
僅かに秋が染み込んで行く
昨日と違う風が窓の外を流れ出している
分厚い夜を引き連れて
ギラギラと焼けついた昨日までのことを
心地良く疲れた心を
やわらかな後悔が包み込んだ
やわらかな満足が包み込んだ
また一年、後に始まっている
また一年、後に笑っている
思い溢れる季節を繰り返す

久しぶりのLIVE、ええ感じでいったろか!!

9月5日(次の日曜日)、俺がベースを弾いている、クレイジー・ダイヤモンズのライブが有ります。
ご近所の方、暇な方、ぶっとびたい方、よろしく、どうぞ。


2010.9.5(san)大阪 本町Mother Popcorn

open 17:30 start 18:00

前売り、当日共 1000yen(drink代要別途)

  出演 クレイジー・ダイヤモンズ
     vosanoba junkeys
     THE KORR
     h.r.z

Deep Sity

ネオンの光がシャワーのように
激しく降りそそぐ
Deep Sityが輝いた
とても綺麗に輝いた
作られた星屑
浮かれすぎた愛
潜む欲望

Deep Sityの血が躍る
汚れた血が躍ってる

数えきれない涙を使いきり
むさ苦しい夜の果て
Deep Sityが微笑んだ
とてもいやらしく微笑んだ
むなしき裏切り
やばい香り
突っ立てる俺

Deep Sityで生きている
俺の生きられる場所はここなのかもしれない

もうすぐ

この雨の向こう側で待ちわびる太陽の匂いを知りたい
降り続くこの雨が枯れ果ててしまうまで
いつまでも眼をこじ開けていたい

この雨の向こう側へ想いを全部運んでしまった
降り続くこの雨は何もかも流してくれるのだろうか
いつまでも眼をこじ開けていたい

この雨が止む頃に風向きは変わる
多分もうすぐ
きっともうすぐ

立つ

バカなことが溢れているので
目が覚めて
夢もへったくれもない
つくづくそうかも
僕は今眼を覚ましたよ

怒れる思いを抑えないように
本当の思いを殺さないように
くそったれを蹴飛ばしたい

やさしさだけじゃ間に合わないので
全てをさらけ出したい
本気になりたいだけだ
全くそうかも
僕はもうあきらめたよ

どうにもならない能書きなんて
小便たれを踏みつけて
ちっぽけな僕をぶっ飛ばしたい

立つ!
立つ!
立つ!

大した事ではないかもしれないが

ひとかけらの・・・・・・

あの雨上がりの夏の道で咽び泣いていた
心はもう忘れてしまった

悲しみの記憶はただ遠すぎて

どうにかこうにかやり過ごした事に比べれば

いつかあの道に僕は立っているだろう
あの夏にはまだ居なかった僕が

やり残したままで色褪せた夢の跡

何もかもが過ぎ去っても想いはまだうろつき廻る


ドリーム・ジャンボ

恐ろしく欲張りな顔をして夢が見たいんだ
恐ろしく確立の低い夢にまた魅せられて
夢という名の紙切れをまた握りしめた

たった三百円で夢が買えます

たった三百円で一ヶ月夢が見れます

ひょっとすれば一生夢が見れます

ひょっとすれば人生がひっくり返るかもしれません

たった三百円で

裏景色に吹く風の歌

懐かしき風の歌を聞いたんだ
いつの間にか置き忘れたメロディー
ずっと心に染み込んでいた思いが
間違いだらけの世界に少しさようならして
今ほこりだらけの階段を上がったところ

あの頃と同じ屋上に座り込み
鈍い月の光がいた場所を眺めてみた
胸いっぱいの記憶は散らばっていく
あの堂々と横たわるイルミネーションに
すっぽりとまぎれ込んでいきそうだ

そう裏景色はすっかり変わった
だけど嘘じゃない
風は今もたしかに吹いている
そう裏景色はすっかり変わった
だけど嘘じゃない
風は今もたしかに歌っている

変わってしまった裏景色の中で
僕はやさしい夢を見た

ただぼんやりと

どれくらい時は流れたのだろう
もうとっくに僕は大人になっていた
風はまだ少年のように無邪気なままで
あのすえた匂いを止めどなく運んでくる
今夜思い出という言葉をひき連れて

そう裏景色はすっかり変わった
だけど嘘じゃない
僕は今も風に吹かれている
そう裏景色はすっかり変わった
だけど嘘じゃない
僕は今も風の歌を聞いている

嘘じゃない
嘘じゃない
嘘じゃない
裏景色は変わってしまったけれど

嘘じゃない
嘘じゃない
嘘じゃない
僕は歳をくってしまったけれど

嘘じゃない
嘘じゃない
嘘じゃない
変わってしまった裏景色の中で
僕はやさしい歌に出会った

ただぼんやりと

ゾンビ

街はゾンビのような人で溢れている
僕はゾンビのような言葉で溢れている
死んでも死んでも蘇る
そんな生命力の強い言葉で
僕は歌いたい

ゾンビのように街は今日も生きている
ゾンビのように僕は今日も生きている
地獄の底で笑っている
そんな得体の知れない言葉で
僕は歌いたい

合言葉

「おはよう!」
「どうも!」
「さようなら!」
「まいど!」
「おおきに!」
一日、何十回、僕は言う
何十回言えば気が済むんだ
まるで合言葉のように

旅の途中

時速八十キロの風を見つめて
時速八十キロの風を見つめて
この古の町を通り過ぎたら
いったいどこに居るのだろう
いったいどこに行くのだろう

時速八十キロの風が溶けた
時速八十キロの風が溶けた
この陽が沈んでしまったら
いったいどこで眠るのだろう
いったいどこで朝に出会うのだろう

時速八十キロの風がいい
瞬きひとつしたくはなかった

時速八十キロの風を手に入れた
胸いっぱいに躍らせて

道の真ん中で

この道の真ん中で
どっちにつまずいても
どっちにころんでも
笑うたる

どっちでも
笑うたる

どうって事ない
笑うたる

簡単に
笑うたる

悪いもの

青空に煙突の煙が
こんなに画になっていく
どんなに空気が汚れてしまっても
悪いものほど良く見えて
悪いものが素晴らしく見えて

身体の中にアルコールが
どんどん気分が高まっていく
いくら身体が弱ってしまっても
悪いものほど僕に合って
悪いものが素晴らしく見えて

その顔を何度も殴りつけたら
何だか心が熱くなっていく
ずいぶん傷ついてしまっても
悪いものほど本当に見えて
悪いものが素晴らしく見えて

悪いもの
悪いもの
悪いもの
本当はみんな知っている

リズム

リズムをつかもう
もっと上手く
生きて行くリズム
そのうち解るはず
もう、こっちのものだ

リズムをつかもう
もっと確かに
僕に合ったリズム
きっと感じてくるはず
さあ、こっちのものだ

そのうち解るリズム
もう、こっちのものだ

きっと感じるリズム
さあ、こっちのものだ

ただそれだけ

もう精一杯
義務なんて有りはしない
もう精一杯
背負い込むなんて無駄な事

抱きたくなったら抱くだけで
苦しくなったら吐き出すだけだ
ただそれだけ
そうそれだけ

もう精一杯
身動きしていたい
もう精一杯
詰め込んでしまうなんて無駄な事

言いたくなったら言うだけで
楽しくなったらそこまでだ
ただそれだけ
そうそれだけ


事をおこせ

宝クジは買わなければ当らないから
馬券を買わなければ楽しめないから
お金の無駄遣いなどと野暮な事は言わないで下さい
僕は賭けをしているのですから

夢は見なければ始まらないから
夢を知らなければ意味がないから
そろそろ目を覚ませなどと野暮な事は言わないで下さい
あなたは夢を見ていないのですから

事をおこせ
黙り込んでいる暇が有るのなら
事をおこせ
覗き込んでいる位なら
事をおこせ
腐っている暇が有るのなら
事をおこせ
欲しいものはすぐそこだ

偽物

ひとつ近づいて
またひとつ遠ざかる
明けない夜など無いように

永遠はまだ見つからない

こぼれ出たままの
引き剥がせない思いは
明けない夜として今佇んでいる

偽物の永遠など大したことじゃない

それぞれの夏

もう出会うこともないだろう
多分今年の夏も
あの時はしゃいだ想いは
何ひとつ変わらないけど

また始まった熱い夜が
どこかで楽しもう現在
変わらないはずだった
それぞれの夏を

いつの間にか離ればなれ
何度繰り返したのだろうか
あの時終ったつもりの
くすぶったままの想いひとつ

ここから続く熱い夜に
きっとどこかで浮かれてる
全てが平等な
もう一歩の夏が

始まったんだ
あたり前のように
俺はまともだ
こんな夜も

交わることのない朝
傷つけることのない夜
それぞれの夏

ただ、それだけの話

ただ、そこに光がある
ただ、そこに海が横たわる
そんな午後のそんな夏の
ずつと前から知っていた時間を束の間取り返す

ただ、それだけの事ですら
いつも届かなかった

ただ、それだけの事ですら
ずっと忘れかけていた

苛立ちの午後は全てを真っ白にしてしまう

グー・パー・チョキ

指を全部折り曲げている
何かを隠してるみたいに
怒りを込めて人を殴る時、いつもこれです
そしてパーに負けてしまうのです

開けっぴろげに見せてみる
露出狂の馬鹿みたいに
さようならと手を振る時、いつもこれです
そしてチョキに負けてしまうのです

何かを突き刺すしなやかさ
少しややこしそうに
誰かを負かして勝った時、いつもこれです
そしてグーに負けてしまうのです

さあ何を出すんだ?
グー・パー・チョキ

風景

ぼんやり佇む向日葵に少し心を映してやった
木陰の隙間に雲が寄り添い流れる風が和んでる
終る予感は何処にも無かった
いつか見た風景にもたれて
一日をやり過ごす

果てることを知らぬ太陽にそっと身体を預けてやった
初めて夏を見た少年の目は澄んだ海に変わり始めた
始まる予感に浮かれたままで
いつか覚えた風景にうもれて
一日をやり過ごす



救い

今夜、風が吹いた
骨身に染みわたる
生ぬるい空気にバテてしまいそうな
こんな僕を
やっと生き返らせてくれそうな
そんな、風が吹いた

なんとなくだが光が見えた
あの月よりも明るい光が

なんとなくだが僕は近づいた
遠かった背中へ

遊ぶ楽しさ知っている
今も愛していたかった
遊ぶ楽しさ知らぬ振りする
今も愛したくない

夢の見方を知っている
今も信じていたかった
夢の見方も覚えられない
今も信じたくない

乗り遅れてしまった時の中で
乗り急いだものを嘲笑う

笑える心を愛していたかった
怒る心を信じていたかった
笑いさえ知らぬ心はいらなかった
怒りさえ隠している心はいらなかった

乗り遅れてしまった時の中で
乗り急いだものに寂しく手を振ってあげよう

八月

涼し気に朝日の中を歩いた。心から垢が取れ真っ白になった気分で。
眼の前の庭先に顔を出した朝顔を僕はぼんやりと眺める。
一年ぶりの八月の朝に。何年ぶりかの真っ白な心が精一杯に微笑み出す。
引き出しの中にしまい込んだ夏が帰って来たようだ。
あと三時間もすれば僕は涼し気な部屋の中へ逃げ込みコップ三杯ほどの麦茶を胃の中へ流し込みぼんやりとしているだろう。
そして寂し気に陽が沈む頃やわらかな気分で僕は歌を歌い出す。
今感じる匂いを。眼の前の朝顔を。やわらかな自分を。
引き出しの中から取り出した埃まみれの夏を。八月を。

プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

<当サイトに掲載されている詩、文書の著作権は全てtukejiに有ります。無断転載、複製は固く禁じます>
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