もうすぐさ

もうすぐさ
そう遠くない
もうすぐ春さ

何も解決はしないけど
そんな気になる春の日に
何もお終りはしないけど
片付いた気になる春の日に

そのうちさ
待ちわびているものは
甘く
優しく
心地良く

もうすぐさ
都合の良い春は

匂い

僕と同じ匂いがするあなたと戯れ果て
胸の中に寄りかかる安心感と危機感の比重を
何とか保ち続ける

本当に欲しかったのは
僕と違う匂い

すれすれの夜に嗅ぎたかったのは
あなただけの匂い

きっと僕だけが知っている
そんな秘密の匂い

新しき風が

風がまた吹いた
まだ見ぬ明日のために

無意味さを吹き飛ばすのは
全てを教えてくれるのは
ただ吹きつけるこの風

これで変ればと
これで動けばと
ただ願うばかり
良いも悪いもひっくるめ
古いも新しいもひっくるめ

風がまた吹いた
新しき風が
いまここにも

くそったれの神様よ

くそったれの神様よ
僕は全てを信じない
いつも全ては愛せない
綺麗ごとばかりじゃやりきれない

考えてもみろよ
僕はまともに生きている
全くまともに

くそったれの神様よ
僕はどうせここにいる
別に何も欲しくない
うわべなんかじゃやりきれない

考えてもみろよ
僕はまともに生きている
全くまともに

くそったれの神様よ
どうしてくれるこの始末

信じたいのは己だけ
守りたいのは己だけ

くそったれの神様よ
どうしてくれるこの始末

僕はまともに生きている
全くまともに
泣き言なんかじゃないんだよ

感じたい

こんな夜はどこまでいっても終らない
イカレタ空気は一晩中蔓延って
まともな神経などおかまいなしだ

いつの間にかあの月が消えると判っていながら
夢の中をいったりきたり
まともに眠れそうにはないんだ

考えることを捨てよう
ただ感じたい

とにかくこのまま
ただ感じたい

冬が終わる頃

張りつめていた空気が緩み出す
いつの間にか引きずられて行く心
待ちわびているのは誰なんだ
待ちわびていたのは誰だった
どこまでも突き破って行きそうな
草の芽をじっと見つめる

もうすぐ霞んだこの景色に
全ては酔っぱらって行くのだろう

あれから
随分
時はあらゆるものを変えていく
あれから
始まったのは
恐れを知らない僕だった

これからは
そのつづきにすぎず

始まりはあれから
変わるのはこれから

僕は壊れやしない
あれからずっと
僕は壊れやしない
まだしばらくは


うかれてうかれろ

うかれてる
いまは自由に
当たり前にみんなうかれてる

だからみんなまともなのだ

うかれてる
それは違うと
当たり前に誰かがほざいてる

だからみんなうんざりしている

だから
うかれろ
うかれろ何処までも

だから
うかれろ
うかれろ大怪我するまで

だから
うかれろ
うかれろ全てが堕ちて行くまでは

どうせ曲がり角なら見えなくなるから


・・・・・・にはなりたくない

死んで楽になろうとする・・・・・・にだけはなりたくない
あがき続けて生きている奴だけを信じている

楽ではなくても楽しいものだ
・・・・・・にはなりたくない

狂ったふりをしている・・・・・・にだけはなりたくない
さらけ出して生きている奴だけが本物だ

楽ではなくても楽しいものだ
・・・・・・にはなりたくない


閃きは彼方へ

曇った空気の中に紛れ込んだ
抑えきれない狂気を見つめる
解き放てるものなら解き放ちたい
こんな午後にこそ
下らない後悔ならもうよそう
拾うものも捨てるものもそれほど大差は見当たらない

肝心なのは己の直感

頼りにするのはこの心

そろそろ空気は澄みだした

閃きは彼方へ

さあ、ここから

尽きないまま
この胸の奥から
傷つくことにかまっちゃいられない
止まる必要などないことを今知った

尽きないまま
ずっとこのまま
脅える事に慣れちゃいられない
何も壊れはしないことを今知った

さあ、暇無し、金無し、ろくでなし
掴まるものなどとっくに捨てた
さあ、ここから

やり過ごす

やり過ごす
眼を閉じたままの朝を

やり過ごす
風も吹かない穏やかな昼を

やり過ごす
途方もない深い夜を

まるで死人のような
くそったれの一日を

やり過ごす
にやけた春に誤魔化され

やり過ごす
狂いそうな夏に頭を冷やし

やり過ごす
落ち着きの無い秋に埋もれ

やり過ごす
憂いも無い冬に嘘の涙を

何ひとつ片付いてはいない
くそったれの一年を

こんな夜にさえ

汚れた顔で今夜も眠る
疲れ過ぎた俺に似合いの

乱れた街はまだうかれている
もうこのまま通り過ぎたいのに

俺はまた眺めてみる
ただ流れる街並を

俺はまた眺めてみる
ただうごめく人波を

ただじっと

こんな夜にさえ

プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

<当サイトに掲載されている詩、文書の著作権は全てtukejiに有ります。無断転載、複製は固く禁じます>
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