眼を閉じてみる

夢なんてそんなに長続きはしない
しみったれた現実が俺を打ちのめす
だからどうした
それがどうした
もう一度ただ眼を閉じてみる

捨てるものがないわけじゃないが
守るものに依存する気もさらさらない
だからどうした
それがどうした
静かに今は眼を閉じてみる

何ひとつあきらめたつもりはない
もう一度ただ眼を閉じてみる

全てを見渡すそのために
静かに今は眼を閉じてみる

まだ続く

いったいどれくらい悲しみを数え上げるのだろう
今ではもう遠すぎるありふれたやさしい午後の微かな予感の果てまでも
とうとうたどり着いたこの夜に

またいつの間にか落ち着いてしまう悲しみを
ずっとずっと向こうの方まで引きずり背負い上手く誤魔化しながら
いくつもの新しい朝や新しい夜と向き合って

まだ続く
逃げる場所ならすぐそこだが

まだ続く
終わる場所はまだ先で

しびれきれたで、そろそろLIVEいっとこか!

7月31日、俺がベースを弾いている、クレイジー・ダイヤモンズのライブが有ります。
昨年末以来、なんと七ヶ月ぶりのライブ。その間、メンバーチェンジ等も有り、ある意味内容の濃い七ヶ月の潜伏期間。勿論パワーアップしてます。ええ感じです。
ご近所の方、暇な方、ぶっとびたい方、よろしく、どうぞ。


2011.7.31(san)大阪 本町Mother Popcorn

open 18:30 start 19:00

前売り、当日共 1500yen(drink代要別途)

  出演 クレイジー・ダイヤモンズ
      VOL-Z






何もない

この静寂の時をどう乗り切ろう
遠くに聞こえる気のするざわめきは
未だにこの胸の中
無意味な圧迫感に慣れてしまいそうな
ぶくぶくの頭の中

何もないわずかな風が吹いてるだけ

吐き出せないひとつの答えすら
そのうち消えて忘れてしまう
未だにこの空っぽの
これ以上に救いもなさそうな
ぶくぶくの思いやり

何もないわずかな風が吹いてるだけ

夏だから

雨が止んだ後にまた空が晴れ渡る
そんな当たり前の景色が横たわる当たり前の夏

真上に居座った太陽は容赦なく渇いた身体を照らし続ける

だけど何時でもそこに光が灯っているとはかぎらない事ぐらい僕は知っている

どこかで拾ってきた間に合わせの優しさなんて五分と保たない事を知っている

夏だからなんて
ただの言い訳だった

夏だからこそ
せつなさに打ちのめされて

夏だからなんて
もう言えなかった

夏だからこそ
終わらせたい事だったんだ

夏だから

勝手にしやがれ

眼の前を通り過ぎて行くのはいったい何なんだ
手も足も出せずにただ眺めている
くだらない
全く
勝手にしやがれ

火を点けられたままの抑えきれないこの思いは
やがて燃え尽きて終わってしまうんだ
止まらない
行くところまで
勝手にしやがれ

偶然も必然もそれほど大した意味など持たず
ずっとこのまま満ちずに空っぽ
得るもの
何もない
勝手にしやがれ

歩く、夏の宵

さっき降り止んだ雨が充分に染み込んだ生暖かい舗道の上を穏やかな時間が流れる
まるで何事もなかったかのように
くすんだ夏の匂いを運んでくる風はどれだけの夢を見せてくれるというのだろう
夕刻を待ち望む居場所の定まらないチグハグな心を今は無理やりに閉じ込めて

歩く、水たまりを避けながら

歩く、滴る汗にびっしょり濡れながら

歩く、はためきながら、揺らめきながら、浮き足立って

歩く、夏の宵

それで

言いたい事も上手く云えず
欲しい物もとっくに諦め
ただ、ただ、賢くなって行く

それで全部が見えたのかい?

それで全部が癒えたのかい?

それで何も変わらなけりゃ
所詮ただのドツボ野郎

それで何処まで行けたんだい?

それで何処まで行く気だい?

腹の底から笑えずに

ここだけは

今夜救ってくれるのは
優しい言葉じゃなくて
本当の思いだけ

嘘っぱちでも何でも
どうせ汚れたこの世界
せめてここだけは汚せない
せめてここだけは僕だけのもの

金で手に入れるのは
愛なんかじゃなくて
連れられてくる憎しみ

偽ものでも何でも
どうせ汚れたこの世界
まだここだけは譲れない
まだここだけは僕だけのもの


こんな午後の昼下がり

こんな午後の昼下がりがまたやって来た

どれだけ僕をときめかせる
どれだけ僕を失望させる
どこまで僕を連れて行ってくれる
どこまで僕は気持ち良くなれる

言葉遊びには少々疲れた
動き出すのは少々億劫

とどまっているには退屈すぎて
眠り続けるには時間が足らず

こんな午後の昼下がり
ひとつ残らず満たされず

夏へ続く朝に

まだ明けきってはいない夜の終りに
徐々に萎んでいく張りつめていた緊張感

何れギラギラと輝くであろう太陽が
時を見計らったように薄らと被さっていく

どうにかこうにかまた帰ってきたんだ
溢れる思いをまたひとつ増やして

新しい夏の入口にいま腰掛けて深呼吸をしたところなんだ
ついさっきのことなんだ

やぶれかぶれの毎日が

また何かのせいにする
また何かのためになる
欲しいものも手に入れて
要らないものも手に入れた

どうせ何とは言いたくなくて
だからこうだと言いたくて

言い訳なんて屁にもならず
やぶれかぶれの毎日が
言い訳なんて何処にも要らぬ
やぶれかぶれの毎日が

僕の記憶の果てに

灰色の高架下で排気ガスにまみれて
ドブネズミのように這い回っていた
いつ繰り返しても飽きることもなく朝から晩まで

どんなものにも終わる時がくると誰かが言ってたっけ
いつの間にか誰からともなくその場所から離れていった
あとは芋づる式だった
誰一人としてそこに残ることはなかった
何かに急かされたわけでもなく
繰り返すことに飽きたわけでもなく
ましてや汚れることに嫌悪感を抱いたわけでもない

ただ誰もが少しばかり歳をとったということだ
ただ当然の如く時間は止まらなかったいうことだ

だが忘れ去られたように見えるその場所は
いつも僕のこの不確かな記憶の果てにしっかりと佇んでいる
いつか僕が終わる時までは

プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

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