準備完了

新しい言葉は詰め込んだ
古びた言葉も詰め込んだ
こんにちは
どうしようもない世の中よ

新しい想いを手に入れる
古びた想いにどっぷり浸かって
こんばんは
透けて見えた世の中よ

新しい風はいま吹いた
古びた風さえ巻き込んで
お待たせ
くそったれの世の中よ

準備は完了
どうしようもなく透けたくそったれよ

どうするこれを

心が騒ぐ
血が騒ぐ
にっちもさっちもいきはしないのに
想いは勝手に向こうの方まで悠々とたどり着き

夢は溢れ
愛は溢れ
抱えきれないほど溢れているのに
たいした使い途なんてここでは見当たらず

どうするこれを
治まりつかずに

どうするこれを
座り込んでも始まらない

どうするこれを
ここからどうする

思うに任せなくて

過ぎてくれ
忌々しき夜よ
朝まで我慢できそうにない
もうこの神経はそろそろ限界だ
思うに任せないここから先が
あきらめはただの強がりで
今はただの嘘っぱち

止まらないでくれ
夜が終わるまで
答えはまだ見当たらず
もうこの想いはどうせ限界だ
思うに任せないあれからずっと
ひらきなおりはただの見せかけで
今はただの嘘っぱち

殴り書く

今夜、僕はあなたにとっての何者でもなく
ただ、ここいる僕である

今夜、僕は何ひとつ持ってはいない
ただ、ここにいたい僕である

全てが壊れてしまっても
全てが駄目になったとしても
ただ笑えば済んでしまう

だからこんなところに
まだこんなところで
僕は適当に殴り書く

否応無しに

いずれ寒さなど忘れてしまえる
漏れた嘆きは恐れるに足らない

そうして回ってしまうだけ
否応無しに

いずれ暑さなど大したわけじゃなくなる
現在の呟きはどこにも聞こえない

そうして狂ってしまうだけ
否応無しに

零してしまったのはただの屁理屈
崩れていくのは持て余した時間の欠片

気がつけば

立ち止まってみても
もうこれ以上
喜ぶこともなく
悲しむこともなく
ましてや
見えるものもなく
聞こえるものもなく

いつの間にかではないのだが
ただ草臥れたままではないのだが

歩いて行く方が
随分ましなこと
苦しむこともなく
泣くこともなく
だから
疲れは知らない
焦りは知らない

いつの間にかではないのだが
ただ草臥れたままではないのだが

降る雨に

降る雨にただ濡れる
この熱が冷めてしまうまで
忘れることなんてできはしないのに

こんな日は冷えた地面の上でまだ濡れる

降る雨に何を流す
汚れた掌を突き出しても
綺麗になんてなりはしないのに

こんな日は届かぬ空の下で想いを流す

降る雨の匂いに立ち止まり

降る雨の匂いに染まった景色の中で

卑怯者

涙に埋もれそうだから
僕はそこまでいけない卑怯者
今夜くらいそれで結構

言葉が途切れそうだから
僕はまだここにいる卑怯者
今夜くらいそれで結構

それでも見えてしまう
通り過ぎることなどできはしなくて
それでも分ってしまう
やり過ごすには重すぎることくらい

チンタラチンタラ

季節の終わりを静かに待つ
何もうまくいかなかったままで

またひとつ時が過ぎて
たかが一歩進んだ程度です
これっぽっちのせこい世の中で

どうって事ないふりしていれば
何も支障はなかったはずなのに

またひとつ時が過ぎて
少しは判った程度です
これっぽっちのせこい世の中を

チンタラチンタラと
今更どこへ
チンタラチンタラと
もうすぐ季節は変わるというのに

今は始まりに

誰も知らない時間の中へ行ったとして
いったい何が手に入るというのだ
まだ見ぬ明日の手前で立ち尽くす

まずはそこまでと
まずはそこからと
今は始まりに打震えたい

誰も届かない時間の中へ行ったとして
いったい何に脅えるというのだ
たどり着けぬ明日の手前で立ち尽くす

まだここまでと
まだここからと
今は始まりに酔いしれたい

もう中途半端なところは見えなくなった

下を向いていると色んなものが見えてきた
汚れたもの臭いもの
上を向いているともっともっと見えてきた
どうしようもないもの救いのないもの

もう中途半端なところは見えなくなった
汚れちまったのは何奴も同じ
どうしようもないのは此奴も同じ

もう中途半端なところは見えなくなった
臭いものに蓋などできない
呑気に待つのは救いなし


未満

足並みなんて合わせない
とことん乱れていたいだけ
成功と満足が別物だと随分前から気付いていたんだ

必要な事なんてそう多くはない
ほとんどは使いきれなくて
偽物の満足に調子を合わせるのは簡単な事なんだ

ああ、満たされないままどこへ行こう
本当はどこまでも行けるはずだったのに

さあ、満たされないまま何をしよう
もう少しと言っている間に
全てがカラになるまでに

プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

<当サイトに掲載されている詩、文書の著作権は全てtukejiに有ります。無断転載、複製は固く禁じます>
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