あの頃から

少し前のことなんて
きれいさっぱり忘れてしまった
出来損ないの憂鬱に付き合うほど
まだ草臥れてはいなかった

欲しかったものは
いつもひとつじゃなかったはずで
少し足らない優越感に浸りきるほど
追いつめられることもなく

全くあの頃は
ほとほと欲ばりな思いを持て余したまま

全くあの頃から・・・・・・

気ついたら、今年、まだ二発目やった!!

今週末、俺がベースを弾いている、クレイジー・ダイヤモンズのライブが有ります。
色々、有って気がついたらもう六月。とりあえずいっときます。
ご近所の方、暇な方、ぶっとびたい方、よろしく、どうぞ。


2012.6.2(sat)大阪 本町Mother Popcorn

open 18:00 start 19:00

前売り、当日共 1000yen (drink代要別途)

  出演 クレイジー・ダイヤモンズ
     あだかしねんとあなむんみ
     That.s On

俺たちは

いまここに何が必要かなんて関係なかった
どうしても埋まる事のない通り過ぎた時刻を
永遠に探し続けるであろうまだ見ぬ光を

ガタガタになるまで俺たちは
ボロボロになるまで俺たちは

どうせ何十年かの間に

乗りかかった船はすっかりと傾いていた
見逃す事に長けた濁った眼の奥につながっていく
永遠につきまとうであろう重い影を

ガタガタになるまで俺たちは
ボロボロになるまで俺たちは

せいぜい何十年かの間に

逃げ出したいなら

懐かしさは時々僕を駄目にする
安心と苛立ちが常に反復しながら
強烈な痛みを投げつけてくるから

逃げ出したいが逃げ出すつもりもなく
妙な心地良さにしびれるままに

逃げ出したいから止まる事もなく
過ぎた優越感は全てを無駄にする

逃げ出したいなら本当に
いますぐにでも
向こうの方まで

ただ知っている

くすぐったいような優しさにまだ慣れず
薄い光の中で唇を噛む
溶けてしまった氷のように形を失くした時間が
空っぽの頭に染み込んでいく

代わりなんて何もない事をただ知っている
いつまで経ってもその事は

誤魔化しは優しい嘘のようなものだと
どこかのペテン師が囁く
積み上げたゴミ屑は捨て去る場所もなく
安っぽい思い上りを蝕んでいく

終わりなんてどこにもない事をただ知っている
いつまで経ってもその事は

さよならの夜

僕はちゃんとさよならをできたのだろうか
悔やんでいるわけではないのだ
僕はさよならをちゃんと言えたのか
ただ疑っているだけなのだ

必ずやって来る悲しみは当たり前の事で
いつか忘れ去る遠い記憶の中に有った歓びや憎しみ
僕はさよならの意味を知っていたのか
まだ疑っているだけなのだ

多分さよならをしたのだ
間違いなく
多分さよならをしたのだ
流れるままに

それがさよならだった
大袈裟な事ではなく

とてもじゃないが

望むとこだと言いたいが
受けて立つのも馬鹿馬鹿しい
本当の顔も見えないところで
ましてや心なんて何処にある

勝手にほざけ気が済むのなら
熱くなるのも白々しい
つき合いきれないそんなところで
来るもの拒まぬつもりであっても

俺はまともだ判らぬだろうが
その程度じゃ判らぬだろうが
俺はまともだ気付かぬだろうが
その程度じゃ気付かぬだろうが

とてもじゃないが相手にできない

とてもじゃないが・・・・・・

あの時から

あの時その眼に映っていた僕の顔
いったいどんなんだったのだろう

笑っていられたのだろうか?

沈みこんでいたのだろうか?

今日までの全てが変わる決定的な空気の中で
今日までの全てが終わる決定的な絶望の中で

泣いてはいなかっただろう多分?

僕はこの眼をしっかりと開けていた多分?

あの時から始まった全てのために
まだ終わらない僕のために

真っ白な朝

狂気の路上をさまよう
いまも汚れ知らずのままで
染まる理由など何ひとつない

素晴らしくも真っ白な朝だ

叩き潰すのは容易い
手にしたものなんてこれっぽっち
欠伸して流す涙にすら値しない

憎らしいほどの真っ白な朝だ

冴えた頭はくたばらない
多分しばらくはこのままで
騙されるほどやわなものじゃない

抱きしめていたい真っ白な朝だ

夜の公園で

夜は今日も祭りの後の静けさに染まる
響き渡った無邪気な歓声はいつの間にか音もなく
緊張の糸が切れてしまった深い闇は全てを吸い込んでしまう

夜の始まりがもの悲しいのはまだ熱が冷めきっていないから
ぼんやりと突っ立った街灯はただの飾りにすぎない
何処へ行くものやら迷い込んだ心は焦点すら定まらないままに

夜の公園で
もう少しぼんやりと

夜の公園で
流れる空気に戯れて

生きるってことなんだよ

生きるってこと

言葉はいつも安っぽくて
とても言えない、がんばれなんて      

生きるってこと

言葉はやけに簡単すぎて
うまく言えない、がんばれなんて

だから生きてくれと願うだけ
始まりはいつもそこに有るから

安っぽい言葉も
簡単な言葉も
全て願いであればいい

生きるってことなんだよ

五月がまたやって来て

束の間の嵐は心地良い風に変わるだろう
取り残されたあの夜が月日を何度も重ね合わせたように

乗り越えた寒さはすっかりと忘れ去られ
枯れて散った樹木の葉はまた新しい命の手助けをする

これでいいんだと言い聞かせ
選ぶ事もできないひとつだけの答えを指す

もうすぐ来るはずの煌めく光の季節を待って
消えかかった瞼の裏の光景を少しずつ繋ぎ合わせる

言い忘れた事はすっかりと忘れる事にした
未だ見ぬ未来と剥ぎ取る事のできない遠い昨日のために

これでいいんだと言い聞かせ
選ぶ事もできないひとつだけの答えを指す
プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

<当サイトに掲載されている詩、文書の著作権は全てtukejiに有ります。無断転載、複製は固く禁じます>
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