音・・・・・・エロス#3

音は
淫らで
甘美な
音は
寸寸にされる理性へ
研ぎすまされる感性へ

音は
耳の奥で
胸の奥で
音は
あれからずっと響く
狂おしい瞬間に溢れた

色付くあの音
残る感触
まだ鳴り止まず

無風よりも

何事も無かったかのような毎日になぜか疲れて
何かに煽られる事を知らぬ間に待ちわびる

苦労なんてしたくはないのに
なんて心はせっかちだ
疲れなんて感じたくはなにのに
いつでも心は裏腹だ

風吹かぬ日々に耐えきれるほど
まだ強くもなく弱くもない
風吹かぬ日々に同調するほど
まだ落ち着いてはいない

午後の戯れ

夏の午後の水平線で
あぐらをかいてる空想の中の天使たち
まだ覚めやらぬ夢を
ぼんやり貪ってはふやけた脳みそを乾かしていく
うつつぬかして
ぐうたらと
うつつぬかして
日暮れを待つ

僕の中の宇宙

あの澄んだ空の向こうには
多分何もないだろう
僕らが欲しいものなど
そんな所にあるはずもなく

ずっと前から大事なものを
この中に詰め込んでいる
僕らが知っているのは
ずっと前からあふれていたこの宇宙

だからいつでもいいぜ
覗けるものなら
隅から隅まで見渡せばいい

僕の宇宙は
天国も地獄もとるに足らず

そんなところだ

夢の跡に

夜は早々と僕たちだけの時刻に終止符をうちたがる
窓の隙間から忍び込む明かりに一夜の夢が覚めていく
帰れない夜の刹那と始まったばかりの夏
染み込んだ匂いは次の季節をただ待ち望む
途切れた話しの続きならきっと終わりはしない
やわらかな呟きを包み込んだままの夢の跡に

溢れ出すこの想い

降ってくるのはただの戯言
見てくれだけの安っぽい偶像なんて僕は信じちゃいない
溢れ出す想いの意味を言葉にしてみたいだけ
そんな言葉をこのままずっとかみしめていたいだけ

たとえば僕の世界はどんな時もこの心の中に在り
誰にも邪魔されないこの世で一番綺麗なものであり
降ってくるよりも溢れるものだと僕は知っていた
本物の意味を僕は知っている

腐っても腐りきれない心あり
溢れ出す想いが止まらない
この心が尽きるまで

後悔何処にも立たず

やり方は知らない
答えなど用はない
欲しいものなら手に入れて
要らないものは捨ててきた
計れないことは山ほどあるが
間違いなんてものは多分なかった
人生はいつでも退屈ばかりじゃないってことを
随分昔から知っていたような気がするから
後悔なんて何処にも立たず
後にも先にも
何処にも立たず

夏の始まり

ほら、そこまできてる
麗しい煌めく場面
全部洗い流してくれる
そんな予感にこの胸をまた高鳴らせ

ほら、そこで笑ってる
夢が風に包まれて
全部忘れられそうで
忌々しい出来事さえなかったみたいに

始まる季節の入り口は
終わる瞬間など更々見えず
始まる季節の入り口は
すぐさま想いを熱してしまう
プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

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