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醒めて朝

何が始まるのかと
淡い期待をかけてはみるが
朝はいつもそんな気分にさせるだけ

途切れた夢の後に
続くものは何ひとつなく
朝は知らん顔して姿をくらます

確かに光は差してはいるが
いったい何を照らしてる
いったい何を

確かに想いを持ってはいるが
いったい何処のぶちまける
いったい何処に

この冴えた頭を
この見開いた眼を
どうしてくれるというのだろう

春色

春の宵

重たき瞼こじ開けて

映る景色の頼りなき色

わかること

僕にはわかる
その不思議な匂いが
意味なんかじゃない
上手く言えないけど

僕にはわかる
その特別な想いが
格好つけてるわけじゃない
本当のことだ

誰に見えようが見えまいが
知ったことじゃない
誰に聞こえようが聞こえまいが
この歌は終わらない

知ってることが素敵であればいい
それ以上何が必要なんだろう
知ってることが素敵であればいい
それ以上何もできはしないけど

四月の風が吹き抜けて

煌めく土曜日の昼下がりを
四月の風が吹き抜けて行く
うんざりする世界もたまには捨てたもんじゃない

汗ばんで汚れかけた心に
四月の風が吹き抜けて行く
素直になるのもたまには悪くないと言い聞かせながら

四月の風が吹き抜けたら
何が変わる訳でもないけど
何が終わる訳でもないけど
何が始まる訳でもないけど

何がどうなる訳でもないというのに

正味のとこ

受け止めたるて
えらそうに言うけど
たかがソレとコレ

受け止めたるて
訳はないから
どうせソレとコレ

ケチ臭い欲なんて用はない
ただこの手を伸ばす
たかがこの手を

見合うものだらけ
こんなところじゃ
見劣るものもなく
こんなところじゃ
正味のとこ

無情の夜

尽きせぬ思いがここにある
答えが知りたい
いま俺は

わだかまりの意味すら解らずに
不器用な夜に
立ち尽くす

納得なんてとてもじゃないが
辿り着けずに
いま俺は

不可解に心を痛めて折り曲げる

心配するな

嵐の後に
まだ僕は此処で

心配するな
捻くれてる訳じゃない
ただ心がくたばっていないだけなんだ

嵐の余韻に
また僕は酔いしれる

心配するな
それほど頭は悪くない
まだ想いが醒めないだけなんだ

心配するな
どうにでもなる事だ
痛くも痒くもないんだよ

なんか、春が

桜は咲く
桜は散る
散ってはまた咲く
永遠と刹那の反比例のように

綺麗ではないが幸せになれる
そんな気がする

なんか、春がやってきた        
なんか、春が
プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

<当サイトに掲載されている詩、文書の著作権は全てtukejiに有ります。無断転載、複製は固く禁じます>
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