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僕の記憶の果てに

灰色の高架下で排気ガスにまみれて
ドブネズミのように這い回っていた
いつ繰り返しても飽きることもなく朝から晩まで

どんなものにも終わる時がくると誰かが言ってたっけ
いつの間にか誰からともなくその場所から離れていった
あとは芋づる式だった
誰一人としてそこに残ることはなかった
何かに急かされたわけでもなく
繰り返すことに飽きたわけでもなく
ましてや汚れることに嫌悪感を抱いたわけでもない

ただ誰もが少しばかり歳をとったということだ
ただ当然の如く時間は止まらなかったいうことだ

だが忘れ去られたように見えるその場所は
いつも僕のこの不確かな記憶の果てにしっかりと佇んでいる
いつか僕が終わる時までは

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tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

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