掌の上に乗っかったワンダーランド

無機質な世界にも血は流れる
絶対的に架空ではあるが
僕たちが持ち得る怒りや悲しみを
生意気にも代弁してしているようだ

ちっぽけな掌に軽く収まってしまう
そんなケチ臭い進化に慣れていくのは
十二分に研ぎ澄まされた少々は上等の脳みそと
痛みさえろくに感じ得ない貧しすぎる心像風景の結晶

もうこれ以上は苦労もできない
もうこれ以下では息もできない
適当に掌の上で誰もがふりする
適当に生きてるふりをみっともなく曝け出す

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tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

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