カラ、カラ、カラ
季節の終わりをいつ知ったのか
何度も繰り返したはずの苦い想いをまた抱きしめた
季節の始まりをいつ知ったのか
過ぎても消えないほどの甘い匂いをまた嗅ぎつけた
凍りついた言葉はいずれ溶け始め
纏わりつくざわめきも解かしてしまう
都合よく回り出す何もなかったかのように
ただ平穏に何もなかったかのように
季節の終わりをつい忘れては
季節の始まりをつい忘れては
取り繕う煩わしさも何となく
何度も繰り返したはずの苦い想いをまた抱きしめた
季節の始まりをいつ知ったのか
過ぎても消えないほどの甘い匂いをまた嗅ぎつけた
凍りついた言葉はいずれ溶け始め
纏わりつくざわめきも解かしてしまう
都合よく回り出す何もなかったかのように
ただ平穏に何もなかったかのように
季節の終わりをつい忘れては
季節の始まりをつい忘れては
取り繕う煩わしさも何となく