朝の輝き

冷たい雨はもう止んだ
突き抜けそうな空と
どこまでも続きそうな道

薄汚れる前の柔らかな騒めきは
色づいて行く花のように艶めかしく
狂った夜の名残りを
綺麗さっぱり忘れさせてしまう

冷たい雨はもう止んだ
行き場のない想いを
帳消しにするかのように

武器は何処だ

足掻いても斬れ味鈍く
乗せられない空気に
まだ乗り切れない

四方八方頭打ち
支離滅裂に
ただ這い回る

武器は何処だ
出口も入口も関係なくて

武器は何処だ
全てを突き破る

秋風吹けば ーぼんやりふらふら十月の夜にー

秋風吹けば
吹っ飛ばされ
それでも終わるんじゃなく

況してや
始まるだけだ
どこまでいっても終わるんじゃなく

秋風吹けば
そこから

それだけで

知らぬ間に
解かれた手

どうせ知らぬ間に
結ばれた手だった

それでも解けない心

それだけでよかったから

ずっとそれだけで

永遠なんて
多分そんなもの

ただの夜に戻る瞬間

いま風は止む
何事も無かったかのように
気狂いじみた高揚感はもう遠く

戻りたくもないのに
ただ笑う

また風は吹く
ここから全てを攫っていくように
残るのは使い道のない残像だけ

戻りたくもないのに
ただ笑う
プロフィール

tukeji

Author:tukeji

昭和中期の冬に大阪で生まれる
バンド、詩、その他もろもろの真っ最中

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